Tumblr & Twitter

双方とも使い始めているのだが、ヒトが情報のフィルタとして明確に働くTumblrと、能動性が言語化として現れるTwitterでは、特性が異なる。ReTweetはコトバとしてのフィルタとしてヒトが働く。Tumblrはメディアミックスにフィルタとして働く。
とはいえ、使い方も様々で、いずれも能動性とフィルタリングの狭間で行きつ戻りつなところ。
翻ってマスメディアについて考えてみると、これはプロによるフィルタリング。Blog/Twitter/Tumblrなどはアマチュアによるフィルタリングだが、the Internetも十分広まって既に10年は経つわけで、アマチュアの質はかなり高まっている。
テクノロジストとして、これをアナロジーで捉えた場合、日曜プログラマは昔から居た訳だが、情報が氾濫する今の時代では、差別化要素は減っていると考えるべきだろう。更に応用科学/基礎科学へと広げて考えたとしても、構造的には同じこと。昔よりも差別化要素は減っている(自分がググってモノを考えていることからも然り)。では、何を持って差別化となるか? 歴史から考えても、同時多発にヒトが同種のことを発想するのは当然のこと。つまり、1)スピード、2)半歩いや1/4歩先んじることによる第一印象とサプライズ、が肝なんだろうな、と書いてて思いましたとさ。