ジョニーデップ:ネバーランド

ジョニーの映画を続けて観ています。昨日は、ネバーランドを借りて観ました。戯曲「ピーターパン」はJ.M.バリによって書かれたとのことです。(from Wikipedia)
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本作は、そのJ.M.バリをジョニーが演じ実話に基づき(だと思った^^;)「ピーターパン」が生まれるまでを描いています。バリは自らの空想が生み出したネバーランドを未亡人一家との交流を通して"実現"していきます。しかし、それは異なる世界を信じられない"普通"の人々には受け入れられません。バリを受け入れることのできた未亡人とピーターを含む兄弟たちとの愛を描いていきます。が、それは不倫でもあります。"普通"の人であるバリの妻は、彼からの愛、彼への愛を喪っていく。最終的には戯曲「ピーターパン」は成功し、作家バリは一躍有名人です。
この物語は、バリと未亡人一家のあたたかな交流と愛を描いているだけでなく、喪失のつらさをも描いていると思います。
本編100分とどちらかといえば短い映画ですが、中身は見事といっていいでしょう。これは一見の価値ありではなく、必見です。
ちょっと自分を重ねた辺りが心に響いてきますね…。