1bitオーディオとPC

1bitオーディオに対応したPCがSONYさんから出たようです。1bitとマルチbit間の変換もOK(CDからリッピングしつつ出来るアプリが同梱されているようで)。High-bit/High-sampling-rateなHD Audio(Intel規格でこういうものがあるとは知りませんでした_o_)にも対応。1bit/HD AudioともASIOで低レイテンシ、というものです。

ただ、1bitはそのまま信号処理するのが難しい(というか出来ない?)ので、そのまま使うことはないでしょうが、この1bit<->マルチbit間の変換が高品質に行なわれる部分は重要に思われます。数年するとコンピューティングパワーの倍々ゲームは再び始まるでしょうから、今は非現実的だ、と思われるようなことが、非常にさっくりできてしまうでしょう。さて、数年先をみて、何をしていくか?

上記記事を簡単に要約:
開発されたICの動作周波数は最高120GHz。超電導現象で観測される「磁束量子」(磁気の最小単位)を、回路内の情報伝達手段として利用。磁束量子は、光の速さで回路内を動くため高速であり、静止状態では電力消費はない。

とはいえ、2,3年前にMRAMの話が出てきたときの話を考えると、そろそろMRAMも使えていい筈ですが、まだ出てきていませんね。10年先くらいで考えていく方がいいのかもしれません。