「オーケストラ」と「再開ライヴ」

オーケストラ@シネマイーラを観た。
トレーラーの印象ではコメディっぽいものだったが、どっこい味付けだけ。本筋は、夢を追う芸術家と、それを取り巻く政治的悲劇、最後は全ての道筋が繋がり、その芸術は完成する。途中、ハラハラドキドキを呼ぶ、(劇中曰く)「スラブ民族の身勝手さ」にて夢は露と消えるかと心配させるが、過去の悲劇はしっかりと心に刻み込まれていたのだろう。音楽は人の心で奏でられるのだろう、と思わせる。
非常に良い映画だと思う。お薦めします。
その後、友人が出演するというライブに行った。テーマは故人を偲ぶ(友人曰く)「お盆のようなイベント」。これだけ懐かしがられる人柄だということは、きっと素晴らしい人だったんだろうな、と思う。それを裏付けるような、愛のこもった演奏に感じた。お陰で(?)研究のアイデアまで出てくる始末。(笑)助かりました。ありがとう。(^^;