2011 New Year Resolution

2011は素数だそうです。過去の自分を脱し、多くの人の価値観に彩られつつも、素数のように「個」でありたい。そんな一年を過ごそうと思います。

  • 論文を提出する:書きかけのものや国際会議論文を何本か
  • 居合を始める:夏から秋を目処に週間タイムテーブルを調整して

あまり多くても意味は無いので、二つに絞って。

Appriciative Inquiry

先日、気になってInstapaperに残しておいた記事、What is Appriciative Inquiry?を読んで。

Taking all of these together as a gestalt, AI deliberately, in everything it does, seeks to work from accounts of this “positive change core”

つまり、

これら全てを一緒に「形」として捉え、塾考することこそが、「ポジティブなチェンジコア」からAIを実行することとなるのです。
(かなり怪しい意訳で、意図を汲み違えている可能性がありますm(_ _)m)

この文から僕が受け取ったものは、己の長ずるコアを識るには、考え抜いた言の葉に其れを載せ、カタチとすることが途である、という意味。

普段、何気なく過ごしていると、自分が実はどうしたいのか?といった問いに即答するのは、なかなかに難しいと思う。とはいえ、何も答を持っていないかといえば、そんなことは無いのが一般的であろう。つまり、コトバに載せられていないだけで、想いは常に自分の中にある筈だ。ソシュールの提唱した、シニフィアンシニフィエを考えてみるとどうしたらいいか少し解ると思う。Wikipediaによると、

シニフィアンはフランス語の動詞 signifier(意味する)の現在分詞で「意味しているもの」「表しているもの」を指す。日本語ではシニフィアンを「記号表現」「能記」など、シニフィエを「記号内容」「所記」などと訳すこともある。

とある。Wikipediaの絵を見てもらうのがいいが、シニフィアンが単語、シニフィエが概念、とも言える(かなり乱暴な例示なのはご容赦)。自分のコアを認識するには、それが何であるかを考え抜いて、自分が納得できる言葉で表現する。自分の中にある概念を単語に乗せる。上手い表現に出会うまでには、時間がかかる筈。たがその時間が、そのプロセスを踏むことが必要だと思う。

更に詳しいAIの話がこちらにあるようだ(読んでないけど^^;)。

4sq+GCalで自分が居た場所/時刻をカレンダー上に表示

foursquareとGoogleCalendarの間で情報が共有できて、過去にチェックインした場所と時刻がカレンダーから確認できる。また、GoogleMapで履歴表示も可能。(こちらのURLを参照して設定「http://goryugo.com/tag/foursquare/」)

  • まずはURLの取得
  • 次にGoogleCalendarを設定
    • 「カレンダー設定」→「カレンダー」から「おすすめのカレンダーを検索」をクリック
    • 「URLで追加」をクリック
    • ダイアログボックスにURLをペースト、もちろん一般公開はしない
  • これで準備完了

GoogleCalendarにはfoursquareのカレンダーが追加されていて、自分がチェックインした履歴をカレンダー上で確認できる。GoogleMap上ではKMLをコピペすれば表示できる。

更にスマートフォンを使う場合には、ひと工夫。例えばiPhoneだと標準カレンダーでGCalと同期できるのだが、foursquareのカレンダーも同期して全てを表示してしまうと、見づらくなるおそれがある。そこで、同期はするが表示しない、のが適当と考える。標準カレンダーのDBを参照して、スケジュール管理とは別のアプリでfoursquareだけ表示させればいいのだが、その為だけに有料アプリを購入するのもどうかと思い、今のところ思案中。

現在の対策は、.sched freeを使ってGoogleCalendarのfoursquareだけを表示させている。(スケジュール管理にはWeek Calendarを使っているが、そちらは今日見つけたmiCalもいいかもしれないと思ってい。もしかしたらこの2つで使い分けをするようになるかもしれないが)
つまり、

  • スケジュール管理:WCにてiPhone標準カレンダーを表示
    • GoogleCalendarと同期済み
    • 但し、foursquareカレンダーのみ表示しない設定とする
  • foursquareカレンダーの表示
    • .sched freeでGoogleCalendarと直接同期
    • 但し、foursquareカレンダーのみ表示
    • .sched freeの仕様で+/-ひと月分しか表示できないのが難点(有料版を購入すれば可能)

浜松-名古屋を在来線で安く移動する方法

豊橋-名古屋間が名鉄との競合区間なので、在来線だと浜松-名古屋間の近距離運賃1890円をまともに払うのは損です。

  1. 浜松-豊橋間の650円を買う
  2. 豊橋で一度降りて、以下の切符のうちいずれかを買う
    • 名古屋往復きっぷ(平日用)
    • 名古屋往復きっぷ(土休日用)
    • カルテットきっぷ
  3. 名古屋で二川-浜松間の480円を買う
  4. 浜松駅で有人改札を通る

近距離切符で往復すると3780円、カルテットきっぷだと2830円です。日帰りであれば「往復きっぷ」、それ以外にも乗車するのであれば「カルテットきっぷ」がいいでしょう。往復きっぷは日帰り限定ですが、カルテットきっぷは有効期限が一ヶ月あります。

最も注意することは「名古屋で乗車前に二川-浜松間を買う」ことです。乗り越し精算だと通常運賃を請求されます。先に買っておけば乗り越しではなく、一度改札を出たことに相当するようです。

カルテットきっぷだともう少しお得感があります。4枚綴りですから、二回目の往路は二川まで買えば問題ありません。

新幹線の時刻に合わせて最短で移動したい方には向きませんが、ある程度余裕のある行動が取れる場合にはお勧めです。

着想

日本中、世界中、学会で会話していると、その様々な着想に驚かされる。何を切り口に世界を見るか、それが変わるだけで同じものが全く違って見える。テクノロジーの表層よりも、発表している本人すら気づいていないかもしれない着想の部分に本質を感じる。もちろん、着想自体が本質であり、現象をどのように解釈しうるかを示すものだが、それが看破できたとすれば呈示されている素晴らしいテクノロジーを深く取り込むことができる。具体的な数理モデルやその解法がなければ絵空事なのだが、逆にそれらの難解な点を深く理解せずとも、着想の理解により本質に斬り込むことができる。
もっともっと世界を見て、彼・彼女らの着想を理解し、我々が社会に還元できる形にもっともっと容易に解釈しなおせるよう励むことが肝要と感じた。

「オーケストラ」と「再開ライヴ」

オーケストラ@シネマイーラを観た。
トレーラーの印象ではコメディっぽいものだったが、どっこい味付けだけ。本筋は、夢を追う芸術家と、それを取り巻く政治的悲劇、最後は全ての道筋が繋がり、その芸術は完成する。途中、ハラハラドキドキを呼ぶ、(劇中曰く)「スラブ民族の身勝手さ」にて夢は露と消えるかと心配させるが、過去の悲劇はしっかりと心に刻み込まれていたのだろう。音楽は人の心で奏でられるのだろう、と思わせる。
非常に良い映画だと思う。お薦めします。
その後、友人が出演するというライブに行った。テーマは故人を偲ぶ(友人曰く)「お盆のようなイベント」。これだけ懐かしがられる人柄だということは、きっと素晴らしい人だったんだろうな、と思う。それを裏付けるような、愛のこもった演奏に感じた。お陰で(?)研究のアイデアまで出てくる始末。(笑)助かりました。ありがとう。(^^;

伝わるデザイン

Twitterで知った以下のページが素晴らしい。

http://tsutawarudesign.web.fc2.com/index.html

勉強になるなぁ。数年前にプレゼンのセミナーが社内であり、その際に印象に残ったのは「行間」。空白によってグループ化すると、読み手の視覚に「塊」が提供されて読みやすくなる、というもの。

あと、フォントにこだわる点がまた素晴らしい!XPでメイリオが使えるようになってから、プレゼン資料は基本的にメイリオのみ。自分で見ていても断然読みやすさが違う!上記のページでも、Windowsならメイリオがお薦め、とありちょっと嬉しい(^^)

色使いとか「揃える」とかは、十分にこなせている訳ではないので、このページでイメージを掴めれば、より解りやすくできるに違いない。勉強だ!